オペを前に深呼吸する当麻先生と一緒になって深呼吸してしまうくらい見入った回でした。交通事故により脳死状態となってしまった青木先生の恩師の息子さんと肝硬変を患う大川町長の脳死肝移植。当初は教授選に勝った実川先生がドナー側の手術を担当してくれることになっていたのに教授より更なる権力を持てる可能性が出てきた実川先生は苦悩の上、執刀できない旨を当麻先生に伝えるんだけど、実川先生が
「見通しが甘かったようです。やりたいことをやるにはもっと慎重に根回しをする必要が」
と当麻先生のほうを向いた時の当麻先生の表情...あの表情にすべての感情が詰まってたよね......
実川「1人でもやるつもりですか?」
当麻「それが医師の使命でしょう」
というわけで脳死肝移植は当麻先生が1人でドナー側もレシピエント側も執刀することになったんだけど、命の尊厳や慈しむ心、その温かな空気が画面を通して伝わってきて泣けました......青木先生の成長を見つめる当麻先生も良い......
「臓器移植は命のリレーだと思っています」
最終回、批判吹き荒れるなか孤高の医師の行動に動いてくれる人々はいるのか......願わずにはいられません。゚(゚´ω`゚)゚。